60代女性 股関節症
こんにちは!整体サロン アンティオールです!
本日は「股関節症」でお悩みの60代女性の症例をご紹介いたします!
60代女性/股関節痛を主訴にご来院された方の経過報告。
ご来院のきっかけ
数年前に股関節症と診断されて以降、大きな痛みはないものの、日常のちょっとした動作に不便さを感じる場面が増えてきたとのことでした。靴下やズボンを履く際に片脚で立つ動作が不安定になり、無意識のうちに動きを急いだり、どこかにつかまるようになっていたそうです。
また、友人との外出や散策など、活動量が多い日には歩行時間が長くなるにつれて股関節に痛みが出やすく外出が楽しめない状態でした。
痛みを我慢して生活することはできているものの、これ以上状態を悪化させたくない、そしてこれから先も今の生活スタイルを維持したいという思いから、身体の使い方や負担のかかり方を一度しっかり見直したいと考え、ご来院されました。
初回時の状態
- 靴下やズボンの着脱時、片脚立ちになると股関節に痛みが出やすい
- 歩行時間が長くなるにつれて、股関節前方から外側にかけて違和感・痛みが出現
- 痛みを避けるため、無意識に体重を反対側へ逃がす癖がみられる
- 股関節の可動域に左右差があり、特に動き始めに硬さを感じやすい
- 立位姿勢で骨盤の傾きに偏りがあり、片側への荷重が強い状態
- 日常生活は自立しているが、動作を急ぐ場面で痛みが出やすい
介入
- 骨盤の位置関係を整え、股関節への偏った負荷を軽減
- 片脚立ち動作時の安定性を高めるための支持性向上
- 歩行時に股関節へ集中していた負担の分散
- 可動域制限が出やすい方向への段階的な動きづくり
- 日常生活動作(着脱・歩行)に合わせた身体の使い方の調整
- 痛みを避けるために出ていた代償動作の修正
- 活動量を維持しながら悪化させないためのセルフケア指導
- 股関節周囲筋の過緊張を調整し、関節の動きを引き出すアプローチ
経過・結果
初回:施術後、靴下の着脱時に必要だった支えなしで、数秒間片脚を上げられるようになりました。動作時の股関節の痛みも軽減し、動き始めの不安定さが和らぎました。
5回目:歩行時の股関節の違和感が減り、外出後の疲れ方に変化がみられるようになりました。片脚立ち動作も安定し、日常動作を急いでも痛みが出にくくなってきました。
10回目:歩行時間が長くなっても股関節の痛みが出にくくなり、友人との外出も以前より気兼ねなく楽しめる状態に。着脱動作もスムーズに行えるようになりました。
現在:症状は安定しており、日常生活で股関節を強く意識することはほとんどありません。活動的な生活を維持しながら、状態を保つためのメンテナンスを継続しています。
Before / Aftere


施術のご相談・ご予約
評価
初回の評価では、股関節の痛みそのものだけでなく、日常生活の中でどの動作に負担を感じているかを中心に確認しました。特に、靴下やズボンの着脱といった片脚立ち動作や、歩行時間が長くなった際に痛みが出現する点が主な訴えでした。
問診からは、痛みを避けるために無意識のうちに体重を反対側へ逃がす動作が習慣化していることがうかがえました。また、活動量が多い生活背景から、股関節にかかる負荷が日常的に蓄積しやすい状態であると考えられました。
姿勢および動作の観察では、立位時に骨盤の左右差がみられ、片側への荷重が強い傾向が確認されました。股関節の可動域にも左右差があり、特定の方向への動きで制限と違和感が出やすい状態でした。これにより、股関節単独だけでなく、骨盤や体幹の安定性低下が動作時の負担を増大させている可能性が示唆されました。
これらの所見を踏まえ、股関節の構造的な問題に加え、長年の身体の使い方や姿勢習慣が症状に影響していると判断し、全身のバランスを考慮した評価を行いました。
施術内容
施術では、股関節そのものへの負担を軽減することを第一に考え、全身のバランスを確認しながら進めました。股関節に痛みが出る背景として、片側への荷重や姿勢の癖が長年にわたり蓄積している状態がみられたため、局所への対応だけでなく、骨盤や体幹、四肢を含めた全身的な調整を重視しました。
初期段階では、股関節周囲の筋緊張を緩和し、関節が動ける余地をつくることを目的に、無理のない範囲で可動域を引き出しました。特に、着脱動作や歩行時に制限が出やすい方向については、痛みを誘発しない範囲で段階的にアプローチを行いました。
あわせて、骨盤の位置関係を整えることで、股関節にかかる負荷が一側に集中しないよう調整しました。施術中は立位や歩行の確認を行い、日常動作の中で無意識に出ていた代償動作が減るよう、その場で身体の使い方を共有しました。
状態が安定してきた段階では、片脚立ち動作の安定性を高めるための支持性づくりを行い、日常生活や外出時に不安なく動ける状態を目指しました。最終的には、活動量を維持しながら股関節への負担をコントロールできる身体づくりを目的とし、セルフケアや生活動作の指導も取り入れています。
経過と変化
初回の施術後、股関節周囲の緊張が和らぎ、これまで不安定だった片脚立ち動作が安定して行えるようになりました。靴下やズボンの着脱時には、支えを使わずに数秒間片脚を上げることができ、動作時の痛みも軽減しました。
施術を重ねるにつれ、歩行時に出現していた股関節の違和感が徐々に減少し、外出後の疲れ方にも変化がみられるようになりました。歩行距離が長くなっても痛みが出にくくなり、日常生活の中で股関節を意識する場面が少なくなっていきました。
中期以降は、片側に偏っていた荷重が改善され、歩行や立位姿勢が安定してきました。友人との外出や活動的な時間を過ごした後も、股関節の痛みを強く感じることなく過ごせる日が増えていきました。
現在では、日常生活に支障をきたすような股関節痛は認められず、活動量を保ちながら安定した状態を維持できています。再発や悪化を防ぐため、定期的なメンテナンスを行い、良好な状態の継続を目指しています。
担当コメント
股関節の痛みで本当に困るのは、「痛いこと」そのものではなく、好きなことや大切にしてきた日常を、無意識のうちに我慢してしまうことだと感じています。本症例の方も、友人との外出や歩く時間を楽しみたいという気持ちを持ちながら、股関節をかばう動きが積み重なり、身体が本来の自由さを失いかけていました。
施術では、股関節だけを見るのではなく、「これからも今の生活を続けたい」という想いを軸に関わりました。動きが変わり、片脚立ちが安定し、表情が明るくなっていく過程は、私自身にとっても非常に印象深いものでした。
股関節症があるからといって、活動量を落とす必要はありません。正しく身体を整え、負担を分散できれば、まだまだ動けますし、楽しめます。年齢や診断名で可能性を狭めてしまうのは、本当にもったいないことです。
これからも「できないこと」に目を向けるのではなく、「どうすれば続けられるか」を一緒に考えながら、安心して動ける身体づくりを全力でサポートしていきます。
治療のゴールは「痛みをなくすこと」だけではありません。痛みで奪われていた【好きなこと・やりたいこと・人生】を取り戻すことです。
何もしなければ今の状態は変わりません。むしろ悪くなるリスクの方が大きいです。まずは現状のご自身の状態を知ることです!是非、当院に足を運んでみてください(^^)
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