80代男性 背中の痛み
こんにちは!整体サロン アンティオールです!
本日は「背中の痛み」でお悩みの80代男性の症例をご紹介いたします!
80代男性/背中の痛みを主訴にご来院された方の経過報告。
ご来院のきっかけ
以前から背中の痛みを感じることが増え、次第に腰にも痛みが広がるようになってきたとのことでした。特に長く立った後や歩いた後に背中から腰にかけて重だるさが残り、動き出しがつらくなる場面が増えていたそうです。
ご本人は強い猫背姿勢を自覚されており、「この年齢からでも姿勢は変えられるのか」「背中が丸まっていることが痛みの原因ではないか」という疑問と不安を抱いていました。一方で、できることならこれ以上痛みを増やさず、自分の足で動ける時間を少しでも長く保ちたいというお気持ちもお持ちでした。
年齢的に仕方がないと諦める前に、一度身体の状態をきちんと確認し、今後のためにできることがあるのかを知りたいという思いから、ご来院されました。
初回時の状態
- 背中全体に張り感と痛みがあり、動き始めに特に強く感じる
- 胸椎の丸まりが顕著で、立位・座位ともに上半身が前方へ傾いている
- 背中の痛みが強くなると、腰部にも重だるさや痛みが出現
- 上半身を反らす動きに制限があり、可動域が狭い
- 長時間の立位や歩行後に疲労感が強く残りやすい
- 背部の筋緊張が全体的に高く、呼吸が浅くなりやすい状態
- 痛みを避けるため、無意識に動作が小さくなっている
- 日常生活は自立しているが、姿勢の崩れを自覚している
介入
- 背部全体の過緊張を調整し、動きやすさを引き出す
- 胸椎の伸展可動性を高め、丸まり姿勢の負担を軽減
- 骨盤と体幹の位置関係を整え、背中から腰への連動を改善
- 呼吸の動きを妨げている胸郭周囲の柔軟性向上
- 背中に集中していた負担を分散させる全身バランスの調整
- 動作時に力が入りすぎないための身体の使い方の誘導
- 日常生活で意識しやすい姿勢のポイントを段階的に指導
- 痛みを我慢せずに動ける範囲を広げるためのセルフケア提案
経過・結果
- 初回:頚部の位置が後方へいき、
背中の丸まりが軽減 - 5回目:背中から腰にかけての重だるさが減少
長時間立った後の疲労感が軽くなる - 10回目:胸を起こす動きがしやすくなり、姿勢の変化を実感
呼吸が深くなり、背中のこわばりを感じにくくなる - 現在:背中の痛みが日常生活で強く出ることは少なく、状態は安定。現状の維持のため月1回のメンテナンスとして継続
Before / Aftere


施術のご相談・ご予約
評価
初回の評価では、背中の痛みの部位や強さだけでなく、日常生活の中でどのような場面で症状が出やすいかを中心に確認しました。背中の痛みが強くなると腰部にも不快感が広がるとのことで、局所的な問題に限らず、姿勢や身体全体の使い方が影響している可能性を考慮しました。
姿勢観察では、胸椎の後弯が強く、立位・座位ともに上半身が前方へ傾いた猫背姿勢が顕著でした。この姿勢により、背部の筋群が常に緊張した状態となり、動作時に背中から腰へ負担が連鎖している状態がうかがえました。
動作評価では、上半身を起こす動きや体幹の伸展動作に制限がみられ、可動域の低下とともに動作全体が小さくなっていました。また、胸郭の動きが乏しく、呼吸が浅くなりやすい状態であることも確認されました。
問診および施術中のやり取りからは、「年齢的に姿勢は変わらないのではないか」という思いがあり、無意識のうちに動きを控える傾向がみられました。これらの所見を踏まえ、加齢による変化だけでなく、長年の姿勢習慣と動作の積み重ねが現在の症状に大きく関与していると判断しました。
施術内容
施術では、背中の痛みを局所的な問題として捉えるのではなく、姿勢や身体の使い方を含めた全体像の改善を目的に進めました。強い刺激は避け、高齢の方でも安心して受けられる範囲で、背部に集中していた過緊張を丁寧に調整しました。
初期段階では、丸まり姿勢によって常に負担がかかっていた背部筋群や胸郭周囲の柔軟性を引き出し、上半身を起こしやすい状態をつくることを重視しました。あわせて、胸椎の可動性に働きかけることで、背中から腰へと連動する動きが出やすいよう整えました。
施術中は立位や座位の姿勢を確認しながら、無理に姿勢を正すのではなく、力を抜いた状態で自然に胸が開く感覚を共有しました。呼吸のしやすさにも変化が出るよう、胸郭の動きと呼吸リズムを意識したアプローチを行いました。
状態の変化に応じて、日常生活で取り入れやすい姿勢のポイントや簡単な動きの指導も実施し動画でも自宅で再学習できるよう撮影しました。痛みを我慢して動くのではなく、楽に動ける姿勢を繰り返し体感してもらうことで、背中や腰への負担が少ない身体の使い方へとつなげていきました。
経過と変化
初回施術後は、頚部の位置が正中へ近づき、立位での背中の丸まりに変化がみられました。また、立ち上がりや歩行時に感じていた背部から腰にかけての重さが和らいだ様子がみられました。姿勢を意識して無理に正そうとすると痛みが出ていた状態でしたが、力を入れなくても体が起きやすい感覚が出始めたことが印象的でした。
数回の施術を重ねる中で、背部の緊張が徐々に分散し、背中の痛みが出現する時間帯が短くなっていきました。猫背姿勢は残るものの、上半身が以前よりも前に倒れ込みにくくなり、腰部への負担感も軽減していきました。日常生活においても、長時間座った後の動き出しが楽になったとの変化がみられています。
継続的な介入により、背部から腰部にかけての連動した動きが出やすくなり、背中が痛くなると腰まで痛くなる、という悪循環が起こりにくくなりました。立位姿勢では胸郭の位置が安定し、呼吸が浅くなりにくい状態が維持できるようになっています。
現在は、強い痛みを訴えることはほとんどなく、背中の違和感が出た際も早い段階で回復できる状態が保たれています。高齢であっても姿勢や身体の使い方は変化し得ることを、ご本人が実感されており、この状態を維持したいという強いご希望もあり月1回のメンテナンスで来院しています。
担当コメント
「高齢だから姿勢はもう変わらない」「背中が丸くなるのは年齢のせい」そう思われている方は少なくありません。今回の方も、背中の痛みだけでなく、猫背姿勢が原因で腰までつらくなる状態が続き、「この年齢でも本当に変われるのか」という不安を抱えて来院されました。
私たちが大切にしたのは、無理に姿勢を正すことではなく、背中や腰が自然に支え合える身体の状態を取り戻すことです。高齢の方ほど、力を入れて頑張るほど痛みにつながりやすくなります。だからこそ、余計な緊張を抜き、身体が本来持っている動きやすさを引き出すことを重視しました。
施術を重ねる中で、「背中が楽になると腰まで違う」「自然に立っていられる時間が増えた」という変化が現れ、ご本人の表情や動きにも確かな変化が見られました。年齢に関係なく、身体は正しく向き合えばきちんと応えてくれます。
高齢だからと諦める必要はありません。
今ある痛みを減らすことはもちろん、これからの生活を少しでも楽に、安心して過ごせる身体づくりは何歳からでも可能です。
「もう歳だから仕方ない」ではなく、「まだ変われる」そう感じていただけるきっかけになれば、これほど嬉しいことはありません。
治療のゴールは「痛みをなくすこと」だけではありません。痛みで奪われていた【好きなこと・やりたいこと・人生】を取り戻すことです。
何もしなければ今の状態は変わりません。むしろ悪くなるリスクの方が大きいです。まずは現状のご自身の状態を知ることです!是非、当院に足を運んでみてください(^^)
ご相談だけでも構いません!
お気軽にご相談してください
