皆様こんにちは!
整体サロンアンティオール院長畠山です。
今回は腰痛についてお話ししていきたいと思います。
腰痛と言っても種類がたくさんあり、大きく分けて5つあります。
1椎間板性腰痛
2椎間関節性腰痛
3仙腸関節性腰痛
4筋筋膜性腰痛
5棘突起インピンジメント
一気に羅列しても何のことだかわからないですよね💦
これらの腰痛はレントゲンでは異常が解らない腰痛にになりますので、よく
【見えない腰痛】と呼ばれています。
今回は1椎間板性腰痛についてお話ししていきます。
皆様の腰痛がどの種類に当たるか一緒に考えていきましょう。
✅椎間板性腰痛について
【椎間板とは何か??】
椎間板とは 人間の背骨(脊椎)は、24個の骨(椎骨)で構成されていますが、その骨(椎骨)と骨の間にはクッションの役割を果たす「椎間板」があります。
これが強い圧迫を受けると神経を圧迫してしまうため
皆さんがご存知の椎間板ヘルニアになってしまいます。
その椎間板は加齢に伴って変性し、その変性保有率は加齢に比例して増加し、20最大で3割に70歳代では9割を占めます。
しかし、20代でも3割に変性が生じていることから椎間板の変性を早めてしまっている原因が疑われております。生まれる前(先天的)からの影響もしくは生まれた後の生活習慣(スポーツ活動・肥満・過剰労働・喫煙・糖尿病・動脈硬化)が原因ではないかと最近の研究では言われております。
✅正常な椎間板の内部には基本的に血管や神経は入っておりません。それによって普段私たちはジャンプや外的衝撃が身体に加わったとしても毎回痛みを感じません。しかし、椎間板内の水分(プオテオグリカン)が減少し、椎間板自体の水分が減ってしまいますと衝撃吸収機能が低下し、椎間板(繊維輪と言う場所が特に)に微細な損傷が生じます。
負荷が繰り返され損傷部位に炎症症状が起こると近くの血管や神経を伸ばして損傷部位を修復しようとする作用が起こります。
しかし。。。
そんな状態が起こっているとも知らず、日常生活で同じ負荷を加えてしまいますと炎症持続し、椎間板の微細な損傷がさらに起きてしまいます。その状態を続けることで、物を持ち上げたり、くしゃみをする、朝起き上がった時に激しい腰痛(いわゆるぎっくり腰)起きてしまいます💦
このような椎間板(特に繊維輪)の損傷が持続し、椎間板性の腰痛を繰り返した後に、損傷した椎間板を通して脊柱管(背骨にある神経の通り道)に移動した状態を椎間板ヘルニアと言います。
✅ヘルニアとは、何かが正常な位置から移動したことを表す言葉で、臓器内の腸が鼠蹊部に移動した物を鼠径ヘルニア、脳幹が移動したものは脳幹ヘルニア。
椎間板ヘルニアの症状は多岐にわたり、腰痛のみならず下肢痛・痺れ・筋力低下・知覚低下(感覚障害)などが挙げられます。
✅椎間板性腰痛になりやすい人
椎間板性腰痛の発生メカニズムとしましては
①骨盤後傾(骨盤が後ろに倒れている状態)
②骨盤前傾可動性低下(身体が硬いことで骨盤を起こすことができない人)
③上位腰椎や胸椎・胸郭(肋骨周囲の柔軟性低下)
④体幹の安定性低下(ただ腹筋をすればいいってわけではないです)
大きく分けて①〜④の問題を解決しなければ痛みが引いてきても再発リスクは高いままです。
上記解決する方法は文章と画像だけでは分かりづらいのでYouTubeにて解説動画を上げますのでそちらをご参照ください。
次回は椎間関節性腰痛についてご説明していきますので、よろしくお願いいたします!!
皆さんも腰痛改善し日常生活の質・コロナに負けない身体作りをしていきましょう!
整体サロン アンティオール 院長畠山