40代男性 自律神経失調症
こんにちは!整体サロン アンティオールです!
本日は「自律神経失調症」でお悩みの40代男性の症例をご紹介いたします!
40代男性/自律神経失調症を主訴にご来院された方の経過報告。
ご来院のきっかけ
40代男性Bさん。営業職で出張や残業が多く、ここ半年ほど「朝起きても疲れが取れない」「頭が重い」「動悸や息苦しさを感じる」とのことで来院されました。病院で検査を受けても大きな異常はなく、「自律神経の乱れかもしれません」と言われ、体のケア方法を知りたいとのことで当院へ来院されました。
初回時の状態
- 筋緊張:前胸部の緊張が強く、肩が内に巻き込まれた状態。
- 肩の可動域:肩の前方および外旋方向への動きに制限がみられ、動かすと詰まり感を訴える。
- 呼吸:胸式呼吸が優位で、吸う呼吸が浅く、吐ききれない。
- 自覚症状:慢性的な倦怠感、頭の重さ、肩こり、寝つきの悪さ。
- 生活背景:デスクワーク中心で長時間パソコンに向かう姿勢、ストレスや緊張が抜けにくい。
介入
- 頚椎、胸椎に対して軽度の関節モビライゼーション
- 前胸部の筋膜リリース、頸部の深層屈曲筋に対しての神経筋促通運動
- 呼吸の再教育
- 日常生活での注意点及びセルフケアを指導
経過・結果
- 初回後:胸郭の可動域拡大
- 3回目:胸郭の可動性と肩甲骨の動きが改善し、肩の外旋・挙上がスムーズに
- 5回目:胸郭と肩甲骨の協調性が向上し、姿勢保持力が改善。長時間のデスクワークでも肩の張りが出にくくなった。
Before / Aftere
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評価
姿勢の評価では、背中は少し丸まり、肩が内側に入りやすい状態でした。このような姿勢では、胸椎の動きが硬くなり、胸郭の拡張が制限されやすくなります。その結果、呼吸が浅くなり、腹圧が十分にかからず体幹が不安定になります。また、肩甲骨の内転・下制がうまく行えず、背中の筋肉(僧帽筋下部・菱形筋)が十分に働かないため、肩や首の筋肉に負担が集中し、慢性的な肩こりや首こりを引き起こしていました。さらに、このような姿勢と浅い呼吸の習慣は自律神経にも影響し、眠りの浅さや日中のだるさ、集中力低下などの不調を招きやすくなります。日常生活では、長時間のデスクワークや座位姿勢が続くことで、背中や胸郭の柔軟性低下がさらに進み、肩こりや体調不良が慢性化しやすい状態でした
。
施術内容
今回の施術では、肩甲骨と体幹の連動を整えることに加え、自律神経のバランスを整え、眠りやすい体づくりを意識しました。
① 肩甲骨と体幹の連動を意識した呼吸法により深い呼吸に合わせて胸郭と背中の動きを引き出します。息を吸うと胸や背中が広がり、吐くと肩甲骨が下がる感覚を体で覚えてもらうことで、肩だけで動かすのではなく体幹と連動して肩を動かす自然な動きが身につきます。この呼吸法は副交感神経を優位にし、リラックスした状態を作ることで眠りやすい体へ導きます。
② 肩甲骨の行きにくい方向へ徒手的に誘導しアシスト下にて自動運転を実施しました。背中全体が動く感覚を感じながら練習することで、肩や首の過剰な緊張を避け、肩を動かすたびに背中が自然に連動する動きが身につきます。
③ 前胸部のリリースと胸椎モビライゼーション大胸筋・小胸筋などの前胸部の緊張を緩め、胸椎の動きを出すことで肩甲骨がスムーズに動きやすくなります。胸郭が広がると呼吸が深くなり、副交感神経が働きやすくなるため、体のリラックス感と眠気を促進します。
④ 姿勢保持と日常セルフケアデスクワーク中の座り方や肩甲骨・胸郭を意識した簡単なエクササイズ、寝る前の深呼吸法を指導しました。日常でも肩や背中に力を入れず動かせることで、慢性的な肩こりや首の張りを防ぎつつ、睡眠の質改善にもつながります。また、パソコンやスマートフォンでの目の使いすぎによる目の筋肉の緊張を抑制するために眼輪筋に対してのセルフケアもお伝えしていきました。
経過と変化
・初回の施術で胸郭を動かしやすくし、呼吸を深める練習を取り入れたことで、2回目の来院時には「肩が重くなる頻度が減った」との変化がありました。5回目では、胸郭の動きに加えて呼吸時に腹圧が入りやすくなり、体全体で姿勢を支えられるようになっていました。8回目以降は、呼吸と姿勢が少しずつ安定してきたため立位や座位での軽いエクササイズを通して、「呼吸を止めずに動く」「体幹で支えながら腕や肩を使う」感覚を身につけていきました。PMSの時期には肩こりや頭痛が出やすい傾向が残っていましたが、呼吸エクササイズを意識的に行うことで学校を休むほどの状態にはならず経過しています。
担当コメント
自律神経は、呼吸や心拍、体温調節など、意志とは無関係に生命活動を維持するための神経です。これは「交感神経」と「副交感神経」の2つで構成され、活動時に優位になる交感神経が「アクセル」、休息時に優位になる副交感神経が「ブレーキ」の役割を担い、2つがバランスを取りながら体を調節しています。
自律神経の乱れは、心だけの問題ではありません。精神的ストレス+身体的ストレスに加えて【温度変化】などの環境によるストレスが影響しています。昨今の5度以上の温度変化に常に私たちはさらされており、自律神経はそれに適応しようと働き続けています。ブラック企業戦士そのものです。また、それに加えて長時間のデスクワークやストレス、生活リズムの乱れなどで、肩こりや首の張り、疲労感だけでなく、「眠れない」「気分がすっきりしない」といった自律神経の不調を感じる方が増えています。こうした不調の背景には、肩や首だけでなく、胸郭・体幹・呼吸の使い方が深く関わっています。胸郭や肩甲骨が硬くなると、呼吸が浅くなりやすく、腹圧が十分にかかりません。その結果、体幹が不安定になり、肩や首の筋肉で姿勢を無理に支えることになり、さらに呼吸が浅い状態が続くと、自律神経が乱れ、眠りの質の低下やそれによるイライラなどの精神的な不安定さにも影響を与えます。
何もしなければ今の状態は変わりません。むしろ悪くなるリスクの方が大きいです。まずは現状のご自身の状態を知ることです!是非、当院に足を運んでみてください(^^)
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