30代女性 膝関節痛
こんにちは!整体サロン アンティオールです!
本日は「膝関節痛」でお悩みの30代女性の症例をご紹介いたします!
30代女性/膝関節痛を主訴にご来院された方の経過報告。
ご来院のきっかけ
30代の女性ランナーの方で、毎週のように大会へ出場されているほど、本格的にランニングを楽しんでいる方でした。傾斜の強いコースを10km続けて走った翌日から膝に違和感が出始め、その後も痛みが引かず、日常生活の曲げ伸ばしの動作でも痛みが続く状態に。仕事にも支障がでているとのことで、早期改善を希望して来院されました。
初回時の状態
- 膝の前面〜外側に鋭い痛み
- 膝の曲げ伸ばしで痛みが誘発され、特に屈曲終末でつまる感覚
- 階段昇降・しゃがみ動作がつらい
- 長距離・傾斜ランニング後から痛みが持続
- ラン後のケア不足・疲労蓄積がみられる
- 走行フォームで片脚に体重が偏っている傾向
- 外側広筋・腸脛靭帯・ハムストリングスの過緊張
- 股関節と足部の連動性が低下し、膝だけで衝撃を受け止めている状態
- 足関節の可動域低下
介入
- 腸腰筋・ハムストリングス・腸脛靱帯の緊張を緩めるアプローチ
- 股関節及び膝関節の伸展を出すためのモビライゼーション
- 神経滑走で神経症状を軽減
- 個別性をもったセルフケアを提案、指導
経過・結果
初回:施術後は膝周りの張りが軽減し、屈伸の痛みが減少。可動域拡大。
5回目:平地であれば5〜7kmは痛みなく走れるようになった。
10回目:20kmの大会を痛みなく完走。ランニング後のコンディションが良く、大会連続参加も問題なし。
現在:日常生活の膝痛は完全に消失し、現在は大会スケジュールに合わせたメンテナンス中心に施術を実施。
Before / Aftere


施術のご相談・ご予約
評価
問診では、傾斜の強い道を10km走りきったあとから膝の痛みが出現し、その後も曲げ伸ばし動作で痛みが続き、階段でも負担を感じるとのことでした。毎週大会に出場しているため、練習を続けられない不安が大きく、「このまま走れなくなったらどうしよう」という心配も強く伝わってきました。
膝関節そのものを評価すると、関節の不安定性や腫脹はみられないものの、膝蓋骨周囲の滑走不良、外側広筋・腸脛靭帯の過緊張、ハムストリングスの硬さが明確でした。特に膝の屈伸終末で「引っかかり」や「つっぱり」を感じており、軟部組織由来の制限が痛みを強めている状態でした。
痛みがあり走行フォームは確認できなかったため、代わりに歩行動作を詳細に評価しました。すると、1️⃣片脚へ体重が偏りやすい2️⃣立脚時に膝が軽く内側へ入るクセ3️⃣足部の接地が硬く、衝撃吸収が乏しい、といった特徴がみられ、これがランニング時にはさらに顕著になっていると考えられました。
さらに、既往にあった足関節靭帯損傷による可動域制限が大きな要素となっていました。本来、足首が行うべき「着地の衝撃吸収」「地面反力の分散」が十分に働かず、その負担が膝へ直接伝わる動作パターンになっていたことが確認されました。これらの点から、膝周囲の滑走不良、足関節の可動域低下、股関節の安定性低下、歩行(ランニングのフォーム)での偏った荷重が複雑に影響し、オーバーユースと不良姿勢での動作が組み合わさった膝痛と評価しました。
施術内容
初回は膝の曲げ伸ばしでも痛みが出ている状態であったため、まずは膝に直接負担をかけないよう、痛みの原因となっている「足関節の機能低下」から丁寧にアプローチを行いました。過去の靭帯損傷により足首周り、とくに距骨の動きが硬くなっており、着地時の衝撃が十分に吸収できず、その負担が膝へ集中している状態でした。そこで、距骨の前後方向・回旋の動きを促し、可動域を少しずつ回復させることで着地の際の衝撃分散ができる足の状態を作りました。
また、足関節の硬さを代償するようにふくらはぎの筋緊張が強くなっていたため、筋膜リリースやストレッチを用いて下腿部の負担を軽減。これにより膝関節に伝わる牽引ストレスを抑え、膝周囲の筋群については、曲げ伸ばし時の痛みを和らげるため、膝蓋骨の動きと周辺組織の滑走を整え、膝自体がスムーズに動くよう調整しました。
さらに、足首の可動域不足を股関節で補って走っていた影響から、股関節の外旋・内旋のバランスを整え、膝にかかるねじれの負担を軽減。また、歩行時に膝が内側に入りやすいタイプだったため、大腿部外側に対して軽い収縮・弛緩を繰り返しました。
経過と変化
初回はまず詳しく問診を行い、痛みが出た状況やランニング歴、過去の足関節靭帯損傷について確認しました。傾斜の強い道を10km連続で走行した後から膝の痛みが出現し、その後も違和感が引かず、曲げ伸ばしでも痛みが出ている状態でした。走行フォームの評価は痛みにより難しいため、歩行動作を中心に評価を実施。整形外科テストでは靭帯損傷や半月板の明確な損傷所見はなく、膝関節そのものよりも、足関節の可動域制限や股関節・体幹との連動不良、動作時の身体の歪みが膝への負担を高めている状態と判断しました。
5回目頃には、日常生活での曲げ伸ばし時の痛みは明らかに軽減し、歩行時の不安感も減少。足関節の可動域が改善してきたことで、着地時の衝撃が分散され、膝への局所的な負担が和らいできました。ランニングは距離と強度を調整しながら再開できる段階となり、「走った後の残る痛みが少なくなってきた」とご本人からも前向きな言葉が聞かれるようになりました。
10回目には、ランニング後の膝の痛みはほぼ気にならないレベルまで改善。特に以前痛みが出やすかった下りや傾斜のある道でも、違和感なく走れる日が増えてきました。歩行時の身体の使い方も安定し、足関節から股関節までの連動性が高まったことで、膝を「かばう」動きが減少しています。
現在はメンテナンス期として、レースや練習量に合わせたコンディショニングを継続中です。膝の痛みを気にせず大会に出場できる状態を維持できており、「安心して走れる」という感覚が戻ってきています。再発予防のため、疲労をため込まない身体づくりと、全身のバランス調整を継続しながらサポートしています。
担当コメント
この方は、こちらから提案したセルフケアや身体の使い方を非常に真剣に取り組まれていました。その結果、施術の間隔も自然と空けられるようになり、ご自身でコンディションを整えられる力が着実に身についていった印象です。
印象的だったのは、「痛みが出る前よりもタイムが良くなっていること」と、「大会後の疲労感が明らかに軽くなっていること」にご本人が気づかれた点です。これは単に膝の痛みが取れただけでなく、足関節・股関節・体幹を含めた全身のバランスが整い、無駄な力を使わずに走れる身体へと変化した結果だと考えています。
ランニングは“走れている”ようで、実は身体の歪みや可動域制限、収縮と弛緩のアンバランスが積み重なり、ある日突然痛みとして表面化することが少なくありません。今回のケースでも、膝そのものではなく、足関節の制限が膝への負担を増やしていたことが大きな要因でした。
「痛みを我慢して走り続ける」のではなく、速く走れる身体は、疲れにくく壊れにくい、いう視点をぜひ持ってほしいと思います。正しく整え正しく使えば、パフォーマンスは必ず上がってくると考えます。痛みはブレーキではなく、身体からの大切なサインです。そのサインを見逃さず、長く走り続けられる身体づくりを一緒に目指していきましょう!!
治療のゴールは「痛みをなくすこと」だけではありません。痛みで奪われていた【好きなこと・やりたいこと・人生】を取り戻すことです。
何もしなければ今の状態は変わりません。むしろ悪くなるリスクの方が大きいです。まずは現状のご自身の状態を知ることです!是非、当院に足を運んでみてください(^^)
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