60代女性 腰痛
こんにちは!整体サロン アンティオールです!
本日は「腰痛」でお悩みの60代女性の症例をご紹介いたします!
60代女性/腰痛を主訴にご来院された方の経過報告。
ご来院のきっかけ
長時間のデスクワークを続ける生活の中で、腰の張りや重さを感じる時間が年々増えてきました。仕事中は集中しているためその場では何とか過ごせるものの、立ち上がりや歩き出しの動作で腰が思うように動かず、身体の硬さを実感する場面が多くなっていたとのことです。
休日には友人との外出や映画鑑賞など、外に出て過ごす時間を大切にされており、そうした時間を今後も継続していくために、腰の状態を一度きちんと整えておきたいと考え、来院されました。
初回時の状態
- 長時間座位後、立ち上がり動作で腰部に強い張りと動かしにくさが出現
- 腰を曲げる・反らす動作で違和感が出やすく、可動域が全体的に低下
- 体幹を固めたまま動くクセがあり、腰部の筋緊張が常に高い状態
- 股関節の動きが小さく、腰で代償する動作パターンが定着
- 過去のぎっくり腰の影響もあり、無意識に腰をかばう動きが残存
- 下肢の柔軟性低下(特に太もも裏・股関節前面)が腰部の緊張を助長
- 動作時痛によりクビ、肩、腕の上半身優位に固める傾向にあり
介入
- 腸腰筋・ハムストリングス・腸脛靱帯の緊張を緩めるアプローチ
- 股関節及び胸椎の伸展を出すためのモビライゼーション
- 個別性をもったセルフケアを提案、指導
経過・結果
初回:前屈可動域が拡大し、痛みの程度が7から2へ
5回目:朝起床時のこわばりが軽減し、動き出しが楽になる
10回目:腰痛を意識せずに日常生活を送れる時間が増加し、長時間の外出や家事後も、痛みが残りにくくなる
Before / Aftere


施術のご相談・ご予約
評価
問診では現在の腰痛の強さだけでなく、日常生活の中でどの動作がつらいのか、無意識に避けてしまっている動きは何かを丁寧に確認しました。特にデスクワーク後の腰の重だるさや、急な動作への不安が積み重なっており、以前にぎっくり腰も発症していたこともお話しがあり、「またぎっくり腰を起こすのではないか」という思いが体の動きを制限している状態がうかがえました。
そのうえで、ただ痛みを取ることをゴールにするのではなく、休みの日には友人と出かけたり映画を観たりと、活動的に過ごしたいというご本人の希望を共有し、「腰を気にせず動ける状態」を具体的にイメージしていただきました。このイメージづくりにより、施術の目的が明確になり、前向きに体と向き合える土台を整えています。
動作評価では、立ち上がりや前屈時に股関節や体幹がうまく使えず、腰部に負担が集中しやすい動き方が確認されました。慢性的な姿勢の崩れと可動性低下により、腰周囲の筋肉が常に緊張し、疲労が抜けにくい状態が続いていることが、痛みの長期化やぎっくり腰の再発につながっていると判断しました。
また、体の硬さや筋力低下だけでなく、「動くと痛みが出るかもしれない」という心理的な影響も腰の防御反応を強めており、結果として動作が小さくなり、さらに腰への負担を増やす悪循環が生じている点も評価に含めています。
施術内容
施術では、まず腰そのものに負担をかけ続けている要因を整理することから始めました。慢性的な腰痛とぎっくり腰を繰り返している背景として、腰部の緊張が抜けにくく、股関節や体幹が動作にうまく参加できていない状態がみられたため、腰だけに集中したアプローチは行わず、まずは緊張の脱却を目的に進めていきました。
初期段階では、腰部を守ろうとして過剰に力が入っている筋緊張を緩めるため、脱力しやすい状態を作るためポジショニングを行いました。緊張が緩んだところで股関節や胸郭の可動性を引き出していきました。
施術の各段階では、姿勢や動きの変化をその都度写真で確認していただき、視覚的に変化を見ることで、「なぜ楽になるのか」「どこが変わったのか」をご本人が理解できるようにし、腰だけでなく全身のバランスが整っていく過程を共有することで、施術への納得感と安心感を高めていきました。
また、デスクワークで固まりやすい部位や、無意識に腰へ頼ってしまう動作パターンに対して、負担が集中しない体の使い方を実際に行ない、日常生活や外出時の動きを想定しながら調整することで、動いても大丈夫だという感覚を反復動作で実施しました。
施術の最後には、起き上がり動作や緊張を緩めるポジショニングの提示を行なっていきました。
経過と変化
初回は、常に腰に違和感があり、少し無理をするとぎっくり腰を起こしてしまう状態でした。日常的に痛みを抱えながらも、仕事や外出を続けており、腰をかばう動きが習慣化していることがうかがえました。施術後は腰の重さが軽くなり、「動くのが怖い」という感覚が和らいだことで、立ち上がりや歩行がスムーズに感じられるようになっています。
5回目頃には、長時間のデスクワーク後でも腰の張りが強く残ることが減り、朝起きたときの動き出しが楽になったと変化を実感されていました。これまで無意識に腰だけで支えていた姿勢が、股関節や体幹を使った動きへと切り替わり、外出や映画鑑賞といった活動後も疲労が溜まりにくくなっています。
10回目の時点では、腰痛を意識せずに1日を過ごせる日が増え、ぎっくり腰を起こしそうな不安感もほとんど感じなくなりました。以前であれば避けていた動作にも自然に取り組めるようになり、日常生活の選択肢が広がったことをご本人がはっきりと自覚されています。
現在は、腰そのものの痛みよりも「良い状態を維持したい」という意識へと変化しています。体の使い方を理解しながら生活できるようになったことで、仕事とプライベートの両立がしやすくなり、活動的な毎日を安心して送れる状態が定着しています。
担当コメント
腰痛で本当に困るのは、「痛みがあること」そのものではありません。
痛みがあることで、仕事に集中できなかったり、友人との時間や楽しみにしていた外出を無意識に制限してしまうことこそが、生活の質を大きく下げてしまいます。
この方の場合、長年のデスクワークによる同じ姿勢の積み重ねと、腰だけで体を支える動きが習慣化していました。その結果、腰に負担が集中し、ぎっくり腰を繰り返す状態が出来上がっていたと考えられます。しかし評価を重ねる中で、「腰が悪い」のではなく、「腰を頑張らせすぎている体の使い方」が問題であることが明確になりました。
施術では痛みを取ることだけを目的にせず、体がどう変わっているのかを写真や動きで共有しながら進めてきました。ご本人が変化を理解し、納得しながら体を使えるようになったことが、安定した改善につながった最大の要因だと感じています。
今では腰痛を基準に生活を決めるのではなく、「やりたいことをやるために体を整える」という前向きな段階に入っています。
腰痛は年齢のせいでも、仕事のせいでもありません。体は何歳からでも変わりますし、正しく向き合えば、これからの時間をもっと自由に使えるようになります。
同じように慢性的な腰痛を抱え、「仕方ない」と思っている方にこそ、この変化を知っていただきたい患者様でした。
治療のゴールは「痛みをなくすこと」だけではありません。痛みで奪われていた【好きなこと・やりたいこと・人生】を取り戻すことです。
何もしなければ今の状態は変わりません。むしろ悪くなるリスクの方が大きいです。まずは現状のご自身の状態を知ることです!是非、当院に足を運んでみてください(^^)
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